コーヒーは高血圧症に、ノルバスクは脳血管性認知症に有効

現代日本では、高血圧症の克服が大きな課題の一つになっています。
日本人の食生活が、塩分過多な内容になっていて、さらにストレスがかかることが多く、高血圧症を抱えた人が多くなってきたのでしょう。
推計では、日本国内に4,300万人もの高血圧症の人がいるとのことです。
ひところは、たとえばコーヒーが高血圧症を加速するといった見方がありました。
カフェインの影響で、心臓に直接作用して血圧を上昇させるから、というのがその論拠です。
しかし、最近は、適切なコーヒーの飲み方をすれば、むしろ高血圧症のリスクが少なくなるとの研究結果が出てきています。
米国の某施設で、12年間、高血圧症の女性約3万人を対象に、コーヒーの摂取と高血圧症の関係を調査したところ、高血圧症になる可能性が低くなる傾向が確認されたのです。
また、日本でも、コーヒーと高血圧症の関係を調査した研究では、習慣的にコーヒーを飲むグループのほうが、コーヒーを飲まなかったグループに比べて、高血圧症の人の比率が少なかった、という報告がなされました。
もちろん、飲み過ぎると体によくありませんが、適度であれば、高血圧症対策としてプラスになる可能性があります。
高血圧症の治療薬として、ノルバスクがあります。
このノルバスクは、高血圧症だけでなく、狭心症にも使われる優れた薬です。
さらに、脳血管性認知症にも有効だとの研究結果が出ています。
アルツハイマー型に次いで多い認知症が脳血管性認知症なのです。
脳血管性認知症は、脳の血流障害が原因で発症します。
とりわけ、心臓の病気や高コレステロール、糖尿病の人には罹患のリスクがあります。
いま、臨床試験に着手したばかりですが、ノルバスクの新しい可能性が試されているものとして、大きな注目を集めています。