脳動脈硬化症に効果のあるノルバスクとアトピーの関係

ノルバスクは、血管を広げて血圧を下げる働きをもつ薬で、カルシウム拮抗薬という種類に属します。心筋や冠動脈を収縮させる物質の作用を抑え、心筋の緊張を和らげたり、冠動脈の内腔を広げる働きをもっています。そのため狭心症や心筋梗塞の治療薬としても処方されています。
動脈硬化で血管が硬くなると、血液の流れが悪くなり滞った血液が固まりやすくなります。固まった血液は血栓となり血管を詰まらせてしまいます。この血栓が心臓周辺でおきれば心筋梗塞や狭心症になり、脳で血栓が詰まると脳梗塞や脳出血などの脳卒中が発生する危険が高くなります。
動脈硬化によって脳卒中が起こらずに、頭痛やめまい、手足のしびれや耳鳴りなどの様々な症状が起こることがあります。このような症状がある状態を「脳動脈硬化症」といいます。脳動脈硬化症は、高血圧のある高齢者に起こりやすいと考えられ、さらに糖尿病があるともっと動脈硬化が進行してしまうので、注意が必要です。また頭痛や物忘れなどの症状があっても人格の崩壊はなく認知症とまではいかない場合にも、脳動脈硬化症と診断する場合もあります。

ノルバスクのようなカルシウム拮抗薬は、グレープフルーツを相性が悪いことが知られているので、なるべく避けるようにした方がよいでしょう。またアルコール類はめまいや動機などの副作用を引き起こすことがあるので、適量にとどめるように気をつけましょう。
そのほかにも、アトピーの人やアレルギー前歴のある人や妊婦、妊娠している可能性のある人は、脈拍の上昇や低下、立ちくらみなどの症状が現れることがあるので、使用する際には十分注意しましょう。
アトピーやその他の持病がある人は、薬の飲み合わせが悪いいこともあるので、医師に確認することをおすすめします。
ノルバスクは、授乳婦の服用は原則禁止です。やむを得ず服用するときは、授乳を中止し、アトピーの人も十分注意することをおすすめします。